• 2025年8月12日

痛みの無いインフルエンザAI診断

概要

「nodoca(ノドカ)」は、患者さんの喉を専用カメラで撮影し、咽頭の所見(例えば、インフルエンザに特徴的なリンパ濾胞)と体温・自覚症状をAIが解析することで、インフルエンザ感染の可能性を迅速に推定するAI搭載の医療機器です。
これは日本で初めて、厚生労働省が定める「新医療機器」として承認されたAI医療機器であり、保険適用として受けられます。


特徴とメリット

1. 痛みや不快感が少ない

従来の鼻から綿棒を入れて行う抗原検査とは異なり、ノドカでは咽頭の撮影にとどまり、痛みがほとんどありません

2. 検査時間が非常に短い

AIによる解析がスピーディーに行われ、結果は数秒〜十数秒以内に判定可能。その場で結果が確認でき、待ち時間のストレスが軽減されます。

3. AIと画像技術の融合

専用に開発された高精細咽頭カメラにより、後咽頭の所見(特にリンパ濾胞の拡大など)を鮮明に撮影。その画像と体温・問診データをベースに、累積50万枚以上の画像データで学習したAIが解析します。

4. 保険適用で利用可能

ノドカによる検査は、通常のインフルエンザ迅速抗原検査と同等の保険点数(305点、3割負担で約915円)で受けられます。

糖尿病・甲状腺おおたけ内科クリニック ホームページ