- 2026年6月17日
- 2026年6月14日
高用量インフルエンザワクチンとは|瑞浪市
高用量インフルエンザワクチン「エフルエルダ」は、60歳以上(とくに65歳以上の高齢者)を対象に開発された、1株あたりの抗原量が標準ワクチンの約4倍のインフルエンザワクチンです。年齢とともに低下しやすい免疫の反応を補うことを目的としています。本記事では、その特徴を一般的な情報としてご紹介します。
エフルエルダ(高用量インフルエンザワクチン)とは?
2025年に国内で承認された、1株あたりの抗原量を標準ワクチンの約4倍に高めたインフルエンザHAワクチンです。高齢者向けに開発されました。
一般的なインフルエンザワクチンは4種類のウイルス(4価)に対応していますが、1株あたりの抗原量を増やすことで、より強い免疫反応を引き出すことを狙っています。接種は皮下注射ではなく筋肉注射で行います。
なぜ高齢者に高用量ワクチンが注目されるの?
年齢を重ねると、ワクチンを接種しても十分な免疫がつきにくくなるためです。
免疫の働きは加齢とともに低下し(免疫老化)、標準用量のワクチンでは若い方ほどの効果が得られにくいことが知られています。高齢者はインフルエンザにかかると肺炎などの合併症や持病の悪化を起こしやすいため、より高い予防効果が期待できる選択肢として注目されています。
標準のインフルエンザワクチンとどう違う?
主な違いは抗原量と接種方法です。エフルエルダは1株あたりの抗原量が約4倍で、筋肉注射で接種します。
65歳以上の高齢者を対象とした海外の大規模試験では、標準用量ワクチンと比べたエフルエルダの相対的有効性は約24%と報告されています。なお、これは海外データに基づくもので、効果には個人差があります。
副反応や注意点はありますか?
接種部位の痛み・赤み・腫れ、発熱、倦怠感、頭痛などが報告されています。
多くは数日でおさまる一般的なワクチンの反応です。卵アレルギーや過去にワクチンで強いアレルギー反応が出た方は、接種前に医師へご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q. エフルエルダは何歳から対象ですか?
A. 国内では60歳以上の方が対象です。とくに65歳以上の高齢者で検討されます。
Q. 標準のワクチンと両方打つ必要はありますか?
A. いいえ。インフルエンザワクチンはどちらか一方を接種します。両方を接種するものではありません。
Q. 注射は痛いですか?
A. 筋肉注射のため接種部位に痛みが出ることがありますが、通常は数日でやわらぎます。
当院での取り扱いについて
本記事は高用量インフルエンザワクチンを一般的な情報としてご紹介するものです。当院での取り扱いの有無や費用、公費・助成の対象となるかどうかは未定であり、詳細が決まり次第、改めて当院ブログ・お知らせでご案内します。
まとめ
高用量インフルエンザワクチン「エフルエルダ」は、免疫がつきにくくなる高齢者の発症予防を目的に開発された新しい選択肢です。瑞浪市・土岐市・恵那市など東濃地域の皆さまに向けて、今後の情報も随時お伝えしていきます。