- 2026年5月25日
- 2026年5月17日
いびきは病気のサイン?SASとの違い|瑞浪市の内科
「いびきがうるさい」「呼吸が止まっていた」と家族から指摘されることはありませんか?いびきは単なる癖ではなく、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の代表的なサインのことがあります。SASを放置すると、高血圧・心房細動・心不全・脳卒中など心血管リスクが上がることが報告されています。※当院の循環器外来は毎月第4土曜のみの特別外来です。
いびきの仕組み
いびきは、睡眠中に気道が狭くなり、空気の通り道で粘膜が振動することで生じる音です。リラックスや疲労、飲酒で筋肉が緩むと気道が狭くなりやすく、いびきをかきやすくなります。
時々のいびきは病気とは限りませんが、毎晩大きないびきをかく、呼吸が止まるといった場合はSASを疑います。
ただのいびきと危険ないびきの違い
心配しすぎなくてよいいびき
時々(疲労時・飲酒後)に出る
音量が小さく、規則的
日中の眠気がない
家族から呼吸停止を指摘されたことがない
受診を検討すべきいびき
ほぼ毎晩、大きないびき
いびきの途中で呼吸が止まる
「あえぐような」呼吸
日中に強い眠気がある
起床時に頭痛・口の渇き
血圧が高い、血圧が下がりにくい
夜間に何度もトイレに行く
後者に当てはまる方は、SASのスクリーニングが推奨されます。
SASのセルフチェック
以下の項目に多く当てはまる方は、SASの可能性があります。
大きないびきをかく
寝ても疲れがとれない
日中、会議中や運転中に強い眠気がある
朝、頭が重い
集中力・記憶力が落ちた気がする
夜間頻尿
高血圧(特に薬を複数飲んでも下がらない)
心房細動を指摘された
肥満傾向
日中の強い眠気を客観的に評価する「エプワース眠気尺度(ESS)」もよく使われます。
SASが引き起こす心血管リスク
SASは以下の疾患と関連することが、日本呼吸器学会・日本循環器学会のガイドラインや複数の長期観察研究で報告されています。
高血圧(特に治療抵抗性)
心房細動
心不全
虚血性心疾患
脳卒中
2型糖尿病の悪化
重症SASを未治療で放置すると、心血管死のリスクが上昇することが知られています。
SASの検査と治療
簡易検査(自宅)
ご自宅で一晩、機器を装着して呼吸・酸素飽和度を記録します。AHI(無呼吸低呼吸指数)が一定以上であれば、SASと診断、または精密検査へ進みます。
精密検査(PSG)
入院または専門施設での精密検査。脳波・心電図を含めた詳細な評価を行います。
CPAP治療
中等症以上のSASに対する標準治療です。鼻マスクから空気を送り、気道を開いた状態で呼吸を維持します。高血圧の改善や心房細動再発率低下が報告されています。
その他の選択肢
マウスピース(軽症〜中等症の一部)
減量(肥満が主因の場合)
外科治療(特定の構造異常がある場合)
当院での対応について
当院ではSASのスクリーニング・簡易検査・CPAP治療まで対応しています。※循環器外来は毎月第4土曜のみの特別外来です。
問診とセルフチェック:症状から疑い度を評価
簡易検査(自宅):ご自宅でできる検査を提供
必要時の精密検査依頼:基幹病院へ紹介
CPAP導入と継続管理:定期的な機器データチェック
第4土曜の循環器外来:心房細動・高血圧などの併存評価
よくあるご質問(FAQ)
Q. いびきだけで受診してもいいですか?
A. はい、もちろんです。家族から呼吸停止を指摘された場合は特に受診をおすすめします。
Q. 痩せていてもSASになりますか?
A. はい、なります。顎の構造・舌の大きさ・扁桃肥大などの要因で、痩せていても発症します。
Q. CPAPはどのくらい続ければよいですか?
A. SASが続いている限り継続が原則です。減量に成功した場合などは中止できることもあります。
Q. CPAP装着で安眠できるのですか?
A. 最初は違和感があっても、慣れると装着して寝た方が朝の目覚めが良くなる方が多いです。
Q. 健診で「無呼吸の疑い」と言われました。どうすれば?
A. 簡易検査でAHIを評価することをおすすめします。当院でも対応可能です。
Q. SASは遺伝しますか?
A. 顎の骨格などに遺伝的素因があるとされ、家族でSASを発症する例はみられます。
ご予約・お問い合わせ
電話:0572-56-6800
WEB予約:[WEB予約リンク]
住所:〒509-6122 岐阜県瑞浪市上平町4丁目4
駐車場:あり
循環器外来は毎月第4土曜のみ。平日は一般内科として院長が一次評価いたします。
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