- 2026年5月26日
- 2026年5月17日
CPAP治療開始までの流れ|瑞浪市の内科解説
睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されてCPAP治療を勧められたものの、「どんな検査をして、何回通えばいいのか」「費用はどのくらいか」がわからず不安な方も多いと思います。この記事では、CPAP導入までの一般的な流れを解説します。※当院の循環器外来は毎月第4土曜のみの特別外来です。
CPAP治療とは
CPAP(Continuous Positive Airway Pressure:持続陽圧呼吸療法)は、鼻に装着したマスクから空気を送り、気道を開いた状態で呼吸を維持する治療法です。中等症以上のSASに対する標準治療として、世界的に確立されています。
CPAP導入までの基本フロー
STEP 1:初診・問診
いびき、日中の眠気、起床時の頭痛、夜間頻尿などの症状を確認します。エプワース眠気尺度(ESS)等の質問票で日中の眠気を評価することもあります。
STEP 2:簡易検査(自宅)
ご自宅で一晩、簡易型の検査機器を装着します。鼻の気流・酸素飽和度・いびき音などを記録し、AHI(無呼吸低呼吸指数)を算出します。
STEP 3:診断 or 精密検査の判断
AHI 40以上:CPAPの保険適用基準を満たし、簡易検査でも導入可能なケースが多い
AHI 20〜40:精密検査(PSG)でAHI 20以上が確認できればCPAP適応
AHI 20未満:軽症と判断、生活指導やマウスピース等の他の選択肢
STEP 4:精密検査(必要時)
入院や専門施設での精密検査(ポリソムノグラフィ:PSG)。脳波・心電図を含め、より詳細にSASを評価します。
STEP 5:CPAP導入
機器を貸与され、自宅で就寝中に使用開始。鼻マスクは複数のタイプから選び、フィット感を調整します。
STEP 6:定期通院
月1回程度の通院でCPAPデータを確認し、使用状況・効果・副作用をチェックします。保険適用継続には月1回の通院が必要です。
CPAPの費用目安
CPAPは保険適用の治療です。3割負担の場合の月額目安は以下の通りです。
月額:◯◯円程度(再診料+CPAP管理料)
ただし、初回の検査や追加検査の費用は別途発生します。詳しくは当院でご説明します。
CPAPの効果
CPAPを継続使用することで、以下のような効果が期待できます。
朝の目覚めの改善、日中の眠気の軽減
集中力・記憶力の改善
血圧の改善
心房細動の再発率低下
心血管リスクの低減
ただし「使うのをやめると元に戻る」のがCPAPの特性です。継続使用が大切です。
CPAP使用のコツ
マスクの種類選び:鼻マスク、鼻枕、フルフェイスなど複数の選択肢があり、合うものを選ぶ
加湿器:乾燥が気になる方には加湿機能付き機器
就寝環境:エアコン・湿度の調整
習慣化:最初は短時間でも装着、徐々に一晩通して使用
うまくいかないときは、無理せず医師に相談してください。マスクや圧力設定を変えるだけで快適になることがあります。
当院での対応について
当院ではSASの検査からCPAP導入・継続管理まで一貫して対応しています。※循環器外来は毎月第4土曜のみの特別外来です。
簡易検査の貸出
CPAP導入(保険適用基準を満たす方)
定期管理:月1回の通院でデータチェック・問題解決
マスクトラブル対応:合わない・痛い等のご相談
第4土曜の循環器外来:心血管面の評価が必要な方の連携
よくあるご質問(FAQ)
Q. CPAPは一度始めたら一生続けるのですか?
A. SASが続いている限り原則継続です。減量で改善した場合などは中止可能なこともあります。
Q. CPAPを使えばSASは治りますか?
A. 「治る」とは言い切れず、SASを管理する治療です。CPAPの使用中は症状が改善しますが、やめると元に戻ります。
Q. 検査機器を借りるのに費用はかかりますか?
A. 簡易検査は保険適用で、3割負担の場合は数千円程度です。詳しくは受診時にご説明します。
Q. CPAPの効果はいつ実感できますか?
A. 早い方では数日〜1週間で「眠りが深くなった」「日中眠くない」と実感されます。
Q. 出張や旅行のとき持参できますか?
A. はい、コンパクトな機器を選べば持参可能です。国内出張は問題なく、海外渡航時もキャリーケースで持ち運べます。
Q. CPAP使用中に風邪をひいたらどうすればいい?
A. 鼻づまりがひどい場合は一時的に休止可能です。完治後に再開してください。判断に迷う場合はご相談ください。
ご予約・お問い合わせ
電話:0572-56-6800
WEB予約:[WEB予約リンク]
住所:〒509-6122 岐阜県瑞浪市上平町4丁目4
駐車場:あり
循環器外来は毎月第4土曜のみ。平日は一般内科として院長が一次評価いたします。
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