- 2026年5月27日
- 2026年5月17日
糖尿病予備群(境界型)と言われたら|瑞浪市の糖尿病専門医
健診で「糖尿病ではないが血糖値が高め」「HbA1cが6.0〜6.4」「境界型」と言われた方は、糖尿病予備群(前糖尿病状態)の可能性があります。この段階での適切な対応により、糖尿病への進行を遅らせる、または防ぐことが期待できると報告されています。※当院の循環器外来は毎月第4土曜のみの特別外来です。
糖尿病予備群(境界型)とは
正常型と糖尿病型の中間にある状態で、以下のいずれかに該当します(日本糖尿病学会基準)。
空腹時血糖:110〜125mg/dL
75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)2時間値:140〜199mg/dL
HbA1c:6.0〜6.4%(参考値)
この段階では糖尿病の確定診断はつきませんが、放置すれば数年以内に糖尿病へ進行する方が一定数います。
なぜ予備群の段階で対策が重要か
糖尿病予備群はすでに以下のリスクが上がっています。
糖尿病への進行:数年で約2〜3割が糖尿病に進むと報告されています
心血管リスクの上昇:糖尿病の診断がつく前から動脈硬化は進行
無症状:症状がないため放置されやすい
「まだ糖尿病ではないから大丈夫」ではなく、「予備群の段階で対策できる絶好のチャンス」と捉えていただきたいです。
必要な検査
糖尿病予備群と指摘された方は、以下の検査で状態を詳しく評価することが推奨されます。
空腹時血糖・HbA1c:定期的に追跡
75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT):糖尿病・予備群の確定診断に有用
インスリン・C-peptide:インスリン分泌能とインスリン抵抗性の評価
脂質・血圧・腹囲・BMI:メタボリック症候群の評価
甲状腺機能(院長の内分泌専門領域):他の内分泌疾患の除外
特にOGTTは予備群の段階を詳しく評価できる検査で、隠れた食後高血糖の発見に有用です。
食事のポイント
白米・パン・麺類の量を見直す:糖質中心の食事から、タンパク質・野菜中心へ
野菜を先に食べる:食物繊維で血糖の急上昇を抑える
間食を見直す:甘い飲料・お菓子の頻度を減らす
ゆっくり食べる:満腹感が出るまで時間をかける
アルコール:糖質の多い飲料は控えめに
運動のポイント
食後の軽い運動:食後30分以内のウォーキングは食後高血糖を抑える効果
週150分以上の有酸素運動:糖尿病学会の推奨
筋トレ:週2回程度、筋肉量を維持することがインスリン感受性を保つ
当院での対応について
当院は日本糖尿病学会の糖尿病専門医が担当する内科です。※循環器外来は毎月第4土曜のみの特別外来です。
OGTTを含む詳細な血糖評価
食事・運動の個別アドバイス
必要時の薬物治療:高リスク症例には早期介入の選択肢も
甲状腺・脂質・血圧の包括管理:内分泌・代謝の専門医として全身を診ます
第4土曜の循環器外来:心血管リスクが高い方の評価
よくあるご質問(FAQ)
Q. 糖尿病予備群と言われましたが症状はありません。受診すべきですか?
A. はい、症状がない時こそ介入する価値があります。生活習慣の見直しで糖尿病への進行を遅らせることが期待できます。
Q. HbA1cが6.0でしたが、本当に予備群ですか?
A. HbA1c 6.0〜6.4%は予備群の参考範囲です。空腹時血糖やOGTTと組み合わせて総合判断します。
Q. 食事だけで改善できますか?
A. 軽度であれば食事・運動だけで正常範囲に戻る方は多くいます。中等度以上では薬物治療を含めた検討が必要なこともあります。
Q. 予備群の段階で薬を飲む必要はありますか?
A. 通常は生活習慣の改善が優先ですが、心血管リスクが高い方ではメトホルミンなどの早期使用が検討されることもあります。
Q. 一度予備群になると一生治らないのですか?
A. 生活習慣の改善で正常型に戻る方も少なくありません。継続的な管理が大切です。
Q. 予備群でも心臓の検査は必要ですか?
A. 高血圧・脂質異常症など他のリスクがあれば、心血管面の評価をおすすめします。
ご予約・お問い合わせ
電話:0572-56-6800
WEB予約:[WEB予約リンク]
住所:〒509-6122 岐阜県瑞浪市上平町4丁目4
駐車場:あり
循環器外来は毎月第4土曜のみ。平日は一般内科として院長が一次評価いたします。
関連ページ
6月から循環器専門医による外来を開始します|毎月第4土曜日
生活習慣病外来
睡眠時無呼吸症候群(SAS)外来
訪問診療
アクセス・診療時間